牧草牛は穀物牛に比べて鉄分含有量が3倍。日本の女性のほとんどが不足していると言われる鉄分は貧血を防ぎ、骨や皮膚、コラーゲンの生成にも必要な栄養素です。酸素を運ぶ赤血球内のヘモグロビンはタンパク質と鉄分からできており、食事で適切にタンパク質と鉄分を補給することが運動後のリカバリーを促します。

牧草牛ダイニングで提供する牧草牛は、ニュージーランドのSilver Fern Farmsで育てられています。ニュージーランドは、これまでBSEや口蹄疫が発生したことがなく、食肉管理システムにより農場から食卓までのトレーサビリティが義務化されているなど、世界第一級の安全性を誇ります。

日本で流通している牛肉のほとんどは麦やトウモロコシで育てた穀物牛です。一方、牛本来の食物である牧草だけを食べて育つ牧草牛は、穀物牛に比べ脂身が少なく、低カロリーで低脂肪。牧草牛は、脂肪燃焼を助ける共役リノール酸（CLA）も多く含み、しっかり栄養を取りながら体型を維持できる「食べるダイエット」です。

血液をサラサラにし、悪玉コレステロールを減らすとされるオメガ3脂肪酸。牧草に含まれるこの栄養素を食べることで、牧草牛は穀物牛に比べてオメガ3脂肪酸をたっぷり凝縮しています。オメガ3脂肪酸は、DHAやEPAなど含む青魚以外からはなかなか摂りにくく、牧草牛は「丘の魚」とも言われています。